恋がひとつ
All Songs Box:5枚目13曲目
歌い出し:このごろ あなた ちょっとおかしいみたいよ
目と目が会うと ついそわそわして
ポイント:ランちゃんの作詞曲。こんな素直なラブソングというのが意外な気がします。
この曲の作詞は言わずもがなですが、伊藤蘭(ランちゃん)自身が手掛けたものになります。
ランちゃん自作曲というと一般的にはファイナルカーニバルでのラストを飾り、解散後シングル化され物議を醸した「つばさ」や、やはりファイナルカーニバルでの映像が強烈な「アンティック・ドール」なのかもしれません。どちらかというとメランコリックで独自の世界観を持つ歌詞がランちゃんの作風の印象が強いように思いますが、そういった曲ばかりでもないところがランちゃんの奥深さではないでしょうか。
アルバム「1 1/2」に収録されているこの曲は、極めてに素直なラブソングになっています。また市に合わすような軽妙でキャッチ―なメロディーは編曲も含め馬飼野康二先生。非常に聴き易い曲ですよね。
こっちを向いて あなたねえ
腕を組んで 歩きましょうよ
上記部分の歌いまわしの表情豊かさは「年下の男の子」や「暑中お見舞い申し上げます」などを髣髴とさせるランちゃんらしさが良く出ていると思います。
ランちゃんの自作曲について、ちょっと(だいぶ)穿った見方になりますが、私見を。
この曲を最初にして、「恋がひとつ」「今日から私は」「moonlight」・・・「ささやき」「悲しみのヒロイン」「つばさ」と何となく並べていくと(並べ方はいくつかあると思いますが)、一つの成長ストーリーといったものを感じることができるかもしれません。「恋がひとつ」の純粋なラブソング、「今日から私は」で一つの恋からの卒業、、あとはまたそれぞれの曲を紹介する際に吟味したいと思います。
もしかしたらこの曲を作詞した時点ですでに「つばさ」に至るストーリー構想が出来上がっていたとしたら、、
なーんて想像をめぐらせながらランちゃんの曲を並べて聴くのも楽しいのではないでしょうか。
さて、この曲ですが個人的には最後のフレーズが一番好きです。
あなたとならば きっとうまくいくはずよ
知らないうちに 好きになっていたの
あなたと私 そして恋が ひとつ
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admin様こんにちは。
以前Twitterでもつぶやかせて頂きましたが動画サイトでこの曲のライブ版が一部観れました(フルコーラスで観たいものです)。どうやら日比谷野外音楽堂のコンサートのようです。コンサート終了後のあの解散宣言を控えた中でこの曲を気丈に一生懸命歌っているランちゃんがその胸中を考えるととても切なく思えます。しかしバックのミキちゃんスーちゃんのコーラスも正確な音程と歯切れの良さでスタジオ盤以上の出来に感じました。
作品としてもランちゃんオリジナルで素敵な曲に仕上がっていますね!「恋をしてみたい~♡」というランちゃんの願望のようなものを感じます。ただの甘いだけのラブソングではなく何か愛おしさを感じますね。
17 3月 2013 at 21:18:36
わなうささん、返信が大変遅れてしまいました。すみません!
紹介いただいた日比谷野音の音源、見つけることができてません・・・
聴いてみたいです。
この頃のランちゃんの作詞は、すごい素直でシンプルな感じがいいですよね。しかし、その裏にはもしかして「普通の女の子に戻りたい」という強い願望があったのかもしれませんね。とコメントを拝見して思いました。
04 4月 2013 at 9:20:08
admin様こんにちは。
日比谷野音「恋がひとつ」、CANDIES『LIVE solo・Ⅰ』Ranchanを動画サイトで検索されるとヒットするかもしれません。
16 4月 2013 at 17:15:29
わなうささん、すみませんコメントいただいていたのに見逃していました。。
早速探して聴かせていただきたいと思います!
取り急ぎ。。。
08 5月 2013 at 9:12:10
わなうささん、動画拝見させていただきました!ありがとうございます。
感動しました。こんな映像が残っているのですねえ。振り付けも自作なのでしょうか?本当に伸びやかに歌っていて、屈託ないように感じます。
仰るようにこの時に心境はどのようなものだったのか、測りかねますね。
09 5月 2013 at 9:02:05
ホントに可愛い曲ですね・・・
「ささやき」の対角線上に位置するこの曲も気に入っています。
本人にinterviewできないので勝手に思うしかないのですが・・・
「ささやき」に感じられる、これから経験するであろう大人の恋の情景のひとコマ・・・
「恋がひとつ」に現れる、adminさんも前述されていますが”普通のおんなの子”で過ごすことができたなら経験できたであろう恋のカタチ・・・
解散宣言前だったからアイドルとして「恋がひとつ」を書いたのか?
解散直前だったから伊藤蘭として「ささやき」という曲を世に示したのか?
同時期に対をなす両極を持ち得ていたなら、恋愛観ひとつとっても、伊藤蘭としてランちゃんを演じるにはという葛藤があったのかも知れません・・・
結局・・・うまく纏められず・・・
02 3月 2014 at 22:10:44
蘭さんのソロコンサートで聞き、自然に合わせて歌ってました。
生で聴けて幸せです。
因みに私の好きな所は、
私を見て、あなた分かるでしょう。
19 9月 2019 at 16:59:09