悲しきためいき
All Songs Box：２枚目１７曲目
歌い出し：夜汽車の窓 私は額をつけて あなたの街見つめて ためいきつくの
ポイント：ミキちゃんの伸びのあるボーカルとコーラスが魅力です
この曲の振り付けすごく格好いい！
派手さは全くないのですが、一歩一歩、細かい動きが3人揃っていて、緊張感ある曲調をそのまま表現できています。動画で見ると暗くてあまりわからないかもしれませんが、手を抜かない3人にただ脱帽です。また全キャン連のテープを入れるタイミングも一糸乱れず、ってところも感心しますね。
この曲の特徴は何と言ってもミキちゃんのサビの部分（下記）のリードです。スタジオ音源よりも、動画で見てもわかるように特に、ライブでの気合の入り方はすごいですね。キャンディーズトレジャーにも入っているコンサートのMCではミキちゃんが「私たちの大好きな」とこの曲名を紹介しています。特にミキちゃん的にはお気に入りの曲なのではないでしょうか。
ここでめぐり逢い 愛しあい（生きたのよ）
美しい（ひとときを） 二人は
灯りが 涙に揺れてる
全ては思い出になるの
忘れない(でしょう決して） いつまでも（この街で）
愛し合い 生きたことを―
曲を聴けばわかるかもしれませんが作曲は宮川泰。こういったはハモりの歌謡曲では右に出る者はいない感じですね。WIKIPEDIAで宮川泰を見てもこの曲出てきませんが、彼の代表曲の「恋のバカンス」や「ふりむかないで」などの一連のピーナッツに比べても遜色のない出来ではないかと思います。キャンデーズの曲では他に「キャンディーズ オープニング」、「内気な年頃」などを手掛けています。作詞は山上路夫。彼の叙景的でフォーク的な歌詞が曲調にあっているのか冷静に考えるとよくわからないですが、とても耳に残る曲に仕上がっていることは間違いありません。
また、この曲はバラエティ番組、「みごろ！たべごろ！笑いごろ」の番組内ドラマ「めざめれば秋」の主題歌でもあります。このドラマは「美しき伝説」に続く第二弾とのことで、前作で評判になったシリアス路線をさらに突き進めた「バイオレンスメロドラマ」という謎の副題がついていました。こちらは「みごろ！たべごろ！笑いごろ」のDVDボックスの２で見ることができますが、残念ながらストーリーの最後までは見れないものとなっています。
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記事アップ有り難うございます。
独特の雰囲気のある曲で本当に渋いです。メロディや音作りがムード歌謡ぽいのですがそれでいてビートが利いていてカッコいいです。
確かにライブのミキちゃん、気合いの入ったボーカルを聴かせてくれてますね！高音の揺らぎながらの伸びる声が個性的ですね。ランちゃんとのツインリードとも言えるのではないでしょうか。サビの終盤の「生きたことをー」のランちゃんのパートは音程取りにくいと思いますがしっかり締めていますね。
それにしてもライブではよく足元に積もった紙テープにずっこけないで三人とも振付をこなしますよね！！変なところに感心してしまいます。
19 9月 2011 at 23:14:07
わなうささん
早速のコメント頂きありがとうございます。
ご指摘のようにこの曲はムード歌謡ぽいですが、スピード感があって、垢抜けていてキャンディーズらしさがでていますよね。
記事を書く励みになりますので、またいろいろとコメントお願いします！！
20 9月 2011 at 21:25:35
どういたしましてです。
申し遅れましたが私はadminさんより10歳年上のおじさんです。実際のキャンディー歴はまだ浅いのですがいつもadminさんの確かな取材力に驚いていますしまた大変参考にさせて頂いています。
今後、過去の記事にもコメントさせて頂くこともあるかと思いますので宜しくお願い致します。
23 9月 2011 at 22:01:05
この曲も『美しき伝説』の主題歌「卒業」と同様、ドラマの主題歌です。佐々木守作による森山周一郎さんの渋すぎるナレーションから始まるこの歌はアップテンポのあるマイナー系の曲です。
『めざめれば、秋』のオープニングでは柔道着姿のラン・スー・ミキの3人が男子の柔道部員たちを投げつける。そんな当時のイメージが目に焼き付いてしまいます。ぼくは「ゴールデン・ベスト」でいつも繰り返し聴いています。
17 8月 2016 at 18:07:55