It’s vain try to love you again

作詞:藤村美樹;作曲:藤村美樹 渡辺直樹;編曲:穂口雄右;
All Songs Box:8枚目9曲目
歌い出し:It\'s vain trt to love you again もう一度だけでも It\'s vain trt to love you again 抱きしめて
ポイント:歌いだしのところ本格的です。

このあたりの美樹ちゃんの作詞作曲は、かなりレベルが高いと思います。「エプロン姉さん」や「猫と兄貴」などコミカルな曲もあれば、「あこがれ」やこの「It’s Vain To Love You Again」といった本格的な曲までバラエティに富んでいます。
往時の洋楽のようなドラマチックな歌いだしから、次々と展開される構成は見事なものです。

ファイナルカーニバルと思われる動画を見つけました!一見の価値ありです!

ただ、オリジナルがやはりを聴くことをお奨めします。美樹ちゃんの歌唱力を存分に味わうことができるので。(ただ残念ながらBestでは、収録されていないようです)。



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1 コメント

「It’s vain try to love you again」への1件コメントがあります。

  1. crossroad

    adminさん、こんにちは。

    最近、「キャンディーズ卒業」という本を購入しました。内容は、「早春譜」に収録するための曲作りをMMPのメンバーと作業している写真もあり、ミキちゃんはペンを右手に持ったままピアノを弾き、隣で西シンジがギターを弾いている写真が掲載されていました。
     
    1977年12月13日のミキちゃんのインタビューはとても興味深く、記事から一部抜粋すると、「ハイ・ファイ・セットとか・・・好き」 「ウン、あのわりとネ、ニューミュージックなんか好きね」 「ユーミンはあまり聞かないけど、吉田 美奈子とか、尾崎 亜美とかね」 。 この記事を読んで私は、吉田美奈子と尾崎亜美は聴いた事がなかったので1977年12月までに発表されたアルバムを購入しました。

    尾崎亜美「SHADY」「マインドドロップス」はフォークソングの欠片も感じさせないサウンで、これぞニューミュージックといわんばかりの作品で、ボサノバ調の曲も多く、ボサノバ好きのミキちゃんは、かなり影響を受けたのではないかと。両アルバム共、ドラムは林立夫が参加してます。

    吉田美奈子「扉の冬」バックはキャラメルママ(林立夫、細野晴臣、気になるメンバーですね。)
    「MINAKO」 「MINAKOⅡ」 「FLAPPER」 「TWILIGHT ZONE」 このアルバムでも林立夫 そして村上秀一が参加しています。
    「MINAKO」は1975年10月発表なので、その前に村上は「年下の男の子」に参加していますが、渡辺社長からNGをだされてますね。(渡辺社長、頑固!!)

    ライブ盤「MINAKOⅡ」は、バックボーカルに山下達郎・大貫妙子、ハイ・ファイ・セットと豪華メンバーです。
    セットリストは、吉田のオリジナルと、はっぴいえんどの曲、洋楽にダイアナ・ロス、キャロル・キング、バーバラ・ストライザンドといった内容で、ホーンセクションも取り入れたソウルフルな演奏に、ライブにおけるキャンディーズとMMPに共通するものをミキちゃんは感じたのではないでしょうか?

    1976年「FRAPPER」収録の「夢で逢えたら」は大瀧詠一が元々アンルイス用に制作した曲がお蔵入りとなり、吉田が歌う事に。
    アンルイスとキャンディーズは仲が良かったので、この曲もミキちゃんが聴いていた可能性があり、もしキャンディーズがこの曲を歌っていたらどんなコーラスワークとサウンドが生まれたでしょうか?
    そして、1977年やっと林立夫が「わな」に参加。
    1975年の村上のドラムがNGで、1977年の林のドラムがOKと判断されたのは、渡辺社長がキャンディーズ三人の歌唱力、楽曲、存在感に歌謡アイドルを超えたアーティストに成長したからと認識したからではないでしょうか。(しかし、アルバム収録の「春一番」のドラムは村上の様な気がするのですが・・・)。

    スティービーワンダーなどのソウルミュージック、邦楽はハイファイセット、吉田美奈子、尾崎亜美の新しく洗練された音楽を消化し、ラストアルバムに臨んだこの時期のミキちゃんはインスピレーションが冴えまくっていたのでしょう。そして制限された制作時間にもかかわらず「It’s vain try to love you again」名曲、「あこがれ」を生み出す事が出来たのだと思います。

    私の憶測、推察で長々とコメントしたことをお詫び申し上げます。
    しかし私個人としては、ミキちゃんのインタビュー記事を読んだおかげで、吉田美奈子、尾崎亜美、ハイファイ・セットという素晴らしいアーティストの音楽に触れることが出来た事を嬉しく思っています!!

    キャンディーズ、そしてミキちゃんの幅広い音楽性にとても感謝してしています。
    THANK YOU MIKI!!

    08 6月 2013 at 13:21:13

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