青春の真中(まんなか)
作詞:安井かずみ;作曲:森田公一;編曲:;
All Songs Box:
歌い出し:とても私 一人だけじゃ 決められないの
あの人が好き 好きなのは 確かでも
ポイント:
All Songs Box:
歌い出し:とても私 一人だけじゃ 決められないの
あの人が好き 好きなのは 確かでも
ポイント:
この最近(2012年2月)、個人的にだいぶ意識している曲です。
さりげない感じではじまり、じわじわと盛り上がっていき、サビも若干のアクセントはあるものの静かな感じで、本当に穏やかな流れるような曲です。
この曲はシングル「危い土曜日」のカップリング曲です。作曲は森田公一、作詞は安井かずみとこちらも「危ない土曜日」と同じ作者です。ですが、ご存じの通り、この2曲では曲調は全く異なった調子になっています。これは意図的にそうしたようにも感じられますね。ただよく聴いてみると青春の真ん中にも森田公一風の歯切れの良いリズム感が感じられる箇所があるなあと思ったのは、サビに入る直前のところです。
緑の 風に むせるような 恋よー
(パーパ パーパ パッパ)
わったしは・・・
の「風にむせるような」の部分からの跳ねるような部分ですが、聴き比べると「危ない土曜日」のサビに入る部分とよく似ているのではと感じました。
それにしてもスーちゃんの清涼感あふれるボーカル、透明感のあるコーラスライン、それを柔らかくリードするオーボエ(たぶん)が本当に絶妙なバランスです。
この時代にこんな音質、音楽を実現していたとは。。と本当に感心します。
私はいま青春の 真ん中にいるあなたと
「危ない土曜日」新境地を目指したのであれば、この「青春の真中(まんなか)」はこの時期のスーちゃんの魅力を存分に引き出している曲と思います。
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「青春の真ん中」記事アップ有り難うございます。
私にとっては「待ってました!」という感じです。
と言いますのは・・・
この曲のユニゾンからハーモニーに移るパートの音の広がり感が最高に好きなもので。。「私はいま青春の 真ん中にいるあなたと」の部分です。「私はいま青春の 真ん」までがユニゾンで「中にいるあなたと~」がパーとハーモニーになる瞬間がたまりません!
ちょっと悩みは、この曲は全体にリバーブが強めにかかっていて(モヤっている感じ)そのため、より先程の部分がきらめくのか、もしくはリバーブが無いほうがよりきらめきが強くなったのか?でしょうか。
15 2月 2012 at 10:55:51
スーちゃんが優しい声で歌っているのがいいですね。元気のいい「危ない土曜日」と対照的です。でも曲作りが似ているのではないか、という管理者さんのご意見なかなか興味深いです。
ところで、この曲のソロ楽器、「オーボエ(たぶん)」と書かれていますが、私もオーボエにしてはちょっと音が低くイングリッシュホルンではないか、と思っています。いずれにせよひなびた感じを醸し出す楽器ですが、キャンディーズには珍しい!
ポピュラーに珍しい楽器の出る曲はといえば・・・朝のひとりごと、
たぶんホルン、楽器じゃないけど男性コーラスが入りますね。宮川泰氏作のキャンディーズのA面のシングルには絶対にならない曲ですが・・・ゆったりと落ち着いた曲でミキちゃんがしっとり歌っていますね。
18 2月 2012 at 18:20:54
わなうささん、コメントありがとうございました。
広がり感、この曲のキーワードですね。
音処理ですが、どちらがいいのでしょう?
個人的には曲全体の雰囲気の統一感を出すのに効果的なのかなと思いました。言ってしまうと全体の抑揚が抑え気味ということですが。。
ご指摘の部分が一番の盛り上がりなので、そこに焦点を当てると、物足りない感覚を覚えてしまうのかもしれませんね。
23 2月 2012 at 17:51:06
うめじいさん、コメントありがとうございます。
>私もオーボエにしてはちょっと音が低くイングリッシュホルン
ご指摘ありがとうございます。基本楽器以外よくわからないで、、周りに楽器に詳しい知り合いがいればいいのですが。。
「朝のひとりごと」、あれも面白い曲ですよね。バックの演奏も雰囲気良い曲ですが、歌詞が?なところもあり、しかしミキちゃんのボーカル力で世界に引きずり込まされるのが快感ですね~。
こちらも途中まで草稿はあるので、早目に記事アップできたらと思います!
23 2月 2012 at 18:08:44
うめじいです。
私はかつてホルンを吹いていました(もちろんアマチュア)ので、ある程度は楽器のことはわかります。ただミキさんとは違って「絶対音感」がないので、どの音がなっているのかは分からず、それで、オーボエなのかイングリッシュホルンなのか、断定できないものです。
「青春の真中」で使われている楽器は、音色と音程からすればイングリッシュホルンだと思います。オーボエはピアノで言うと真ん中のドの一音下のシまでしか低い音が出ないので、絶対音感があれば一発でわかるのですがね。(あとオーボエ・ダモーレというものもあるけど、さすがにそれは使わないだろうなあと)
私はCD全集ものでは今市販でノーマルに手に入る「キャンディーズ伝説」しかもっておらず、それでもかなり聴くことはできますが、完全ではないので、時々悔しい思いをしています。
今後何かのきっかけでタイムカプセルが復刻するのを願っています。ファイナルの完全映像も・・・
管理者さん、お忙しいでしょうが、応援しますので、ぜひ「哀愁のシンフォニー」お願い!!
04 3月 2012 at 18:58:43
うめじいさん、コメントありがとうございます。
音域の件なるほどですね。ちょっと知っている人に聴いてもらいましたが、確かに若干オーボエよりは低いらしいとのことでした。
CDですが、やはり全曲集が必要ですよね。ただ、高いですよね。。今Amazonを見たところタイムカプセルが12万、AllSongsCDBoxが33,000円でした。AllSongsCDBoxは若干安めですが・・・
「哀愁のシンフォニー」、リクエストありがとうございました!近日、頑張ってアップします!!
06 3月 2012 at 21:00:34
「青春」とは・・・スーちゃんカラーの「青」とスーちゃんシーズンの「春」の組み合わせ。まさにこの曲はスーちゃんのテーマ曲?と言えるのではないでしょうか。歌詞の中に「好き・・」という言葉もありますし・・。生涯、「青春の真ん中」だったような方でしたね!
けど、三人共この曲がお気に入りだったという記事もどこかで見た気がします。いずれにしてもメロディーラインが綺麗でとてもいい曲ですよね。
22 4月 2012 at 8:45:53
わなうささん、コメントありがとうございます。
たしかにイメージも仰る通りですね~。
そうやって聴くとさびの歌詞(私は今・・・)はシンプルだけど深いですね。
「危ない土曜日」のようなちょっと過激な歌謡曲のシングルのB面にこのようなおだやかな名曲があるなんて贅沢ですね。
24 4月 2012 at 9:27:53
連休中おじゃまします。「青春の真ん中」ではないのですが、珍しい楽器という続きで、もう1曲ありましたよ。
これも初期のものかと、沢田研二氏(ジュリーですかね)訳詞の「アイ・ビリーブ・イン・ミュージック」でファゴット(バスーン)が使われてますね。低音木管で割とオケでも地味な楽器。のんびり、とかおじいさんとかいう雰囲気の楽器で、古典派のころの作曲家は非常にうまく使っていますが・・・
ファゴットの雰囲気もあって、また年とってもずっと歌っていきたいという歌詞で、お残念ながらこの歌のようにはならなかったけど、その当時の気概を感じます。
年をとっても、といえば、おばあさんになったキャンディーズという設定の寸劇をやっている歌番組の映像がユーチューブにありましたが、これも今見ると辛いものがあります。
04 5月 2012 at 16:30:13
うめじいさん、コメントありがとうございました!ご返信遅くなりすみません。
聞き直しました。冒頭からの楽器ですね。確かに牧歌的な(ハイジのような)音色ですね。昔のドラえもんの始まりのシーンとかにも使われていた気が・・・
ちなみにこの曲ライブ音源でも聞けます。今聴くとちょっと気恥ずかしいランちゃんの語りですが、この曲は一つのキャンディーズのテーマ曲だったのだと思います。こちらも早く記事で紹介できたらと思います!
12 5月 2012 at 0:21:05