片想いの午後
作詞:竜真知子;作曲:穂口雄右;編曲:穂口雄右;
All Songs Box:3枚目5曲目
歌い出し:長い手紙書いた後で そっとそれを燃やし 見つめています
ポイント:ランちゃんの裏声研究の貴重な資料です。
All Songs Box:3枚目5曲目
歌い出し:長い手紙書いた後で そっとそれを燃やし 見つめています
ポイント:ランちゃんの裏声研究の貴重な資料です。
一般的なのスローテンポの曲ですが、
ランちゃんの裏声を考える上では貴重な歌といえます。
もともとランちゃんは音域がそれ程広くないようなのですが、それを弱点ともせず艶やかな裏声で表情の多面性を作り出しています。通常の声は、結構明るい元気な声質ですが、裏声になるとしっとりとしたお姉さんの雰囲気を感じさせる声質となります。シングルでは「アン・ドゥ・トロワ」のソロ部分、「人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜がくる」のパートなどが裏声の魅力を活かした歌なのではと思います。(ちょっと太田裕美に似ていますが)。
この「片思いの午後」では、全編がちょうど通常の音域と裏声の音域の境あたりにメロディがあって、ワンフレーズの中でも、それを行き来する状態で、その使い分けを聞き比べるのに最も適した歌と思います。初期の歌ではそれ程裏声が目立つものはないので、この曲はそのブレークポイントだったのかもしれません。
曲を味わうのもよいのですが、この曲はむしろランちゃんの声を研究する学術的資料としての価値が高いといえるかもしれません。
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はじめまして。私は他社のブログでキャンディーズを取り扱っている、
HN・ドロップと申します。
偶然たどり着いたこのサイトの見事なライナーに驚愕しております。
普段から自身の主観を崩さないようにと、他のライナーは極力
見ないようにしているのですが、“片思いの午後”が目に入って
しまい、つい覗いてしまう羽目になったのです。
そして私と同じ事に着目しているライナーを読んで、一言挨拶をと思い、
コメント決心しました。
学術的専門な事は分かりませんが、ランちゃんの声はまさに“魅惑の声”
人を惹きつける声なのだと思います。
目新しい事はアップしておりませんが、お暇が御座いましたら
一度覗きにお越し下さいませ。
http://blogs.yahoo.co.jp/moon_drops_1676
28 2月 2008 at 14:22:06
この曲もいいですね、サビの雰囲気が「キャンディーズ1676日」の最後のパートの中間部につながるよう・・・な、気がします。
ところで、1676で、この曲と似たところが終わって、ミキちゃんの最後のソロの、「愛しさは二つに離してしまうつもりです いつか合わせることが出来ますものね」は、素敵な歌詞だと思いますが、今にして思えば、ミキちゃんにとって二つに離した愛しさは何だったのか、三人が離れたことなのか・・・
で、いつか合わせることはできたのか、というとプライベートでは三人揃うこともあったようですので、できたといえばできたのかも。しかし最後(昨年4月)あのような形で三人が「揃った」のはなんとも辛いですね。そんなこと考えながら聞くと泣けてきます。その前の元気のいい部分の「乱反射」や「双曲線」という理数系の歌詞にはぶっ飛びますが。
片思いの午後のところだったのに、別のコメントのほうが長くなってしまい申し訳ありませんでした!?
13 1月 2012 at 23:51:59
うめじいさん、コメントありがとうございます!
ご指摘の点、確かにそうかもしれませんね。自分は「キャンディーズ1676日」の方は、まさにミキちゃんのソロ部分「愛しさは二つに離してしまうつもりです いつか合わせることが出来ますものね」のボーカルの美しさにいつも気を取られてしまっていました。その前の二人のソロもいいのですが、どうしてもミキちゃんの迫真のボーカルが凄くて。
この曲をはじめとした、キャンディーズが再び揃うという願い、プライベートではあったのですが、公の場ではついに実現せず(去年の事を除けば)、この先もありえないと思うと悲しい限りです。
17 1月 2012 at 8:58:10