恋の臨時ニュース

作詞:森雪之丞;作曲:穂口雄右;編曲:竜崎孝路;
All Songs Box:4枚目4曲目
歌い出し:臨時ニュース
謎を秘めた 恋のキャンディー
魔女さんから もらって 一口なめたなら
目の前がばら色に
ポイント:曲調と歌詞のアンバランスを感じさせないランちゃんの歌いっぷりに敬服です。

傑作アルバム「春一番」に収録の一曲。作詞が森雪之丞、作曲が穂口雄右です。

恋の臨時ニュースの動画

恋の臨時ニュースの魅力

なんだか曲調も歌詞も不思議な歌です。
魔女さんから魔法のキャンディーもらって、それで恋を打ち明けようとしていたら、くしゃみを二度すると効果が消えるのにくしゃみをしてしまって、でも打ち明けられました。めでたし。めでたし。という若干いってしまった感じの歌詞です。

それがなぜか 愛の言葉 
思い通りに いえたの
魔法など いらないわ
I love you so much
Kiss me tenderly

ホーンとホンキートンク調ピアノもあいまった笠木シズコか美空ひばりかといった、戦後昭和20年代のブギー調でもあります。また、海外でのジャグバンドの曲のような雰囲気も漂います。しかし、アルバム「春一番」での伊藤蘭(ランちゃん)は、まさに水を得た魚のようにどのような曲も歌いこなしていて、この曲ではちょっと鼻にかかったようなコミカルな歌い方をしています。アルバム「春一番」は「春一番」や「ハートのエースが出てこない」といったヒット曲に目が行きますが、曲毎に色々な表情を見せるランちゃんは本当にすばらしいです。これがアイドルという存在なんだなあと感心してしまいます。
大げさですが、現代に至るまでのアイドルのベンチマークだなあと思わずにはおれません。

ところで、途中のくしゃみの擬音はやはりミキちゃんでしょうか?

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6 コメント

「恋の臨時ニュース」への6 件コメントがあります。

  1. 庵敦

    この2つのくしゃみ・・・・ どうもわからない。
    一回目のは、
    ♪角、まがあ~ったと、き~、くしゃん!
    の、あいだの「き~」だけをミキさんが歌って、くしゃみはランさん。

    二回目は
    ♪あなたのまえ~、がランさんで、「へくち!」がミキさんかスーさん。

    ではないかと思っているのですが・・・。
    なんとか真実がつかめないものでしょうか。どこかに記述がないかな。

    しかしこんなのを歌っているかと思ったら
    dance,dance,danceなんかを歌うんだから、すごい。
    >http://www.youtube.com/watch?v=I9P9H1kGn7I

    スーちゃんの歌い方の深さには本当に唖然としてしまう。
    ランさんの柔らかくて華やかでまろやかな歌い方と並んで
    ミキさんの正面からの迫力と緩急自在のうまさと・・・、

    本当にこの三人は奇跡だと思う。

    07 11月 2012 at 21:42:33

  2. admin

    庵敦さん、コメントありがとうございます。
    返信が遅くなってしまいすみません。

    このくしゃみどうなんでしょう?自分は2回ともミキちゃんと思っておりましたが、よく聴くと1回目スーちゃん、2回目ミキちゃん??なかなか難しいですね・・スピードを落として聴きこめばわかりますかね。

    書いていただいている通り、さまざまなジャンルの曲をまじめにチャレンジしているところがキャンディーズの素晴らしさだと思います。まさにアーチストです。

    13 11月 2012 at 22:32:33

  3. わなうさ

    横からすみません。私も庵敦さんのご指摘の通りだと思います。この曲は作詞の森雪之丞氏がランちゃんにくしゃみをさせたくて書いた曲だそうです。なので一回目のくしゃみはランちゃんだと思います。しかし二回目は確かに分からないですね。それにしても一回目の「くしゃん!」の前の「き~」は私もミキちゃんに聴こえますが、別のトラックにランちゃんが「くしゃん!」を入れれば済むだけの話なのに・・よっぽどレコーディングの時間が無かったのかなと考えてしまします。けどこういったアナログ手法は個人的にはライブ感があって好きです。
    また二回目は何故ランちゃん以外の「へくち!」だったのか謎が謎をよんでますね!ミキちゃんかスーちゃんが私にもやらせて~!みたいなノリだったのでしょうか?・・・ウーン。とっても楽しそう!

    29 11月 2012 at 0:42:05

  4. admin

    わなうささん、コメントありがとうございます。なかなか謎を呼びますねえ。
    スピードを下げて繰り返し聴いてみました。が、わからななかったです。「き~」なのですが、ちょっと裏声が入っていて、それが自分にはランちゃんのものに聴こえました。(「見ごろ!食べごろ!笑いごろ!」の童謡大全集のオチのような感じです)。くしゃみは判別できませんでした・・・・

    >この曲は作詞の森雪之丞氏がランちゃんにくしゃみをさせたくて書いた曲だそうです。

    それは知りませんでした。「ランちゃんにくしゃみ」がこの曲のテーマなのですね。それはこんな歌詞になるかもしれませんね。遊び心が愉快で良いですよね。

    30 11月 2012 at 20:41:57

  5. 庵敦

    実際のランちゃんのくしゃみ。
    >http://www.pideo.net/video/youtube/7e573ab687d318ae/
    あるいは、同じ音源ですが。
    >http://www.voobys.com/video/video.php?q_search=%E3%81%8F%E3%81%97%E3%82%83%E3%81%BF&id=EGAgKz_ipOI&backid=SpEFW7q3Q30

    それはそれとして、おそらく、メロディーラインからバックサウンドへ自由に行き来できる三人の歌唱力ですが、
    あのメロディーからくしゃみへは行けないと思う。
    二人がかりで無いと。

    最初の歌詞の
    ♪いつもとは違うんです、今日のわた、し~、の「し~」もみきちゃんで、予行演習。
    それで本番、「まがあったと、き~、クシャン。をふたりでやってるのではないかと。
    二回目は、「前~」、ma、e~と母音続きで区切れないから
    ランちゃんが歌いきって、くしゃみだけはみきちゃんかスーちゃん。ではないかなと。8たぶん、みきちゃんが、「わたしもクシャミやりたい」と言ったのではないかなと。

    あとは女優スーちゃんのビデオをチェックしてスーちゃんのくしゃみを聞いてみて、絞り込むこと。

    現在計画中。
    楽しいですねえ。
    でも、お二人に確かめてみたい、いつの日か。

    30 11月 2012 at 23:05:44

  6. admin

    庵敦さん、なかなか深い考察になってきましたね。
    事実はキャンディーズメンバーか、当時の関係者の方に聴けばわかるのでしょうが、いろいろと調べて空想するのも楽しいですね。

    これがリードの入れ替わりなら、これはもう匠の技ですね。「卒業」、「私だけの悲しみ」あたりからの発展形なのでしょうか。キャンディーズのチームワーク、ミキちゃんの個人的な技量なら可能なのかも。

    03 12月 2012 at 20:44:58

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